従来のHDPE製タンク

通常、HDPE製大型タンクは、回転成型という製造方法で大量生産されています。

原料を鋼鉄製の金型に流し込み、加熱してプラスチックを溶かしながら回転させ、型の内面にまんべんなく引き伸ばしたところで冷却し、成型する方法です。

この方法では、意匠を複雑な構造にできる反面、限られた金型のなかから製品を作ることになります。このため、HDPE製品をお探しのお客様は、各メーカーの決まったラインナップの中から、製品を選択していただいているのが現状です。

当社はHDPE製タンクの選択肢を広げるべく、ワンオフ製造(1つからのオーダー製品を製造)を行います。

溶接方式によるワンオフ製造

ワンオフ製造は、溶接方式という、通常のHDPEタンク製造にはほとんど使われていない製法を用います。

国内で溶接方式を用いている数少ないメーカーさんも、工業用タンクの製造を主としており、汎用タンクの製造を行っているところはほとんどありません。

当社はこの溶接方式で、食品タンクや水産養殖タンクなどさまざまな分野で、個別のご要望にお応えできる製品を製造しております。

従来の製品では規格が合わない、用途にぴったりの製品が欲しい・・・などのご用命に、できる限り対応させていただきます。 ぜひお気軽にご相談ください。